私は何回かチェコへ行ったことがあるのですが、チェコ人って日本人と違うなーって思うことがたくさんありました。今後チェコへ行かれる方の参考にあるかもしれないのでまとめてみます。
チェコに行ってみてきづいた!チェコ人の特徴
席を譲るのは当たり前!挨拶するのは当たり前!
日本だとよく、公共交通機関のマナーで「優先席に元気な人が座っていて譲ってくれない」「元気なのに妊婦さんやお年寄りに席を譲らない人が多い」などと問題になることがありますが、チェコではまずそんなことはありません。
体が丈夫でなさそうな女性やお年寄りは席を譲ってもらっています。私も、嫌なことがあった時や元気がない時にトラムにのった事が何度かあったのですが、そんな私の顔を見たチェコ人が「大丈夫?座りなさい」って席を譲ってくれたことが何回もありました。
チェコ人の方に伺ったら「チェコではそれがあたりまえなのよ。」と。 あと、挨拶はちゃんとしますね。お店に入ったらかならず「ドブリーデン(こんにちは)」。店の人に何かしてもらったらかならずお礼の言葉を述べます。どんな人でもぜったいこれは欠かしません。日本でも関西の人にはこの傾向がありますが、それ以外の地域ではあんまりそういう人はいません。
良くも悪くもユーモアがある
礼儀正しいチェコの人ですが、ユーモアもあります。しかもちょっとブラックな感じのユーモアです。
私がチェコで盗難に会った時、ホテルの従業員さんにかけられた言葉は 「残念だったね」「強いお酒でも飲む?」でした。 残念だったね、はなんとなくわかります。ヨーロッパ含め外国って結構何かあっても自己責任、っていう風潮が強いですから。
しかし、「強いお酒でも飲む?」はね。トラブルに巻きこまれている人にですよ。これは「強いお酒でも飲んで忘れなよ」っていう従業員さんなりのユーモアなんだろうなと自分は受け取りましたが、日本だったらひんしゅくを買ってしまいそうな発言。
他の人が聞いたら「こんな大変な時に酒なんか飲んでられるわけないだろう!」って怒っちゃうかもしれませんね。
お客様と従業員は対等な関係
日本の接客業のサービスって至れり尽くせりですけど、チェコはそんなことないです。
日本円をチェココルナに換金してもらいに換金所へ行った際、大きい紙幣しかもらえなかったので、その中から1枚取り出して「1枚だけ、もう少し細かくしてくれませんか」といったら断られました。
「換金してるんだから良いでしょ」ってことです。確かに細かいお金が少なくなると、少ない額を換金しに来た人に対応できなくなりますからね。嫌がるのもあわかります。過剰なサービスは全くないので、日本の両替みたいにお札と硬貨で分けてくれる、なんてことは少ないです(場所にもよるのかもしれませんが)。
サービスは最低限必要なものをきっちりやって、過剰には行わない。カフェなんかでもその傾向は見られます。
まとめ
いかがでしたか?
普段頻繁に接することがない方も多いと思いますが、基本的にチェコの人達はいい人たちが多いと思います。これからチェコへ行かれる方やチェコ人とかかわる機会を持たれる方は、参考にしてください。